親子の会話から語彙は増えるんです
国語の勉強をしていきますよね。
漢字、文法、物語や説明文の読解など
がんばってやります。
漢字はいちばんやりがいがありますよね。
勉強をすればするほど、おぼえていく。
文法の勉強もいろいろな問題をとけば
できるようになると思います。
読解力は、小学校のテストなら、
引用文をしっかり読んで、
答えを書き間違えない注意力があれば
いいんじゃないでしょうか。
そんなに簡単ではないかもしれませんが、
勉強すればちょっとずつできるようになるでしょう。
そこで、語彙です。
語彙って難しいんです。
聞いたことや読んだことがない言葉は
わからないんです。
聞いたり、読んだりしても、わからないままの言葉は
わからないんです。
そこで、パパ・ママの出番です。
例えば、「価格が安い。」の「価格」って何?と
子どもがきいてきたら、「物の値段」だと答えるでしょう。
「値段」って何?ときいてきたら、
「物を買うときにはらうお金のこと」と答えるかもしれません。
これだけで、「価格」「値段」「はらう」などの語彙が身につくのです。
説明できない言葉があったっていいんです。
国語辞典があるんですから。
いっしょに国語辞典で調べましょう。
とにかく会話していくうちに、いろんな言葉を
使うと思います。
そんな会話の中で語彙って増えていくと思うんです。
6月12日に算数オリンピックがあるんです
年に1度、算数オリンピックというのがあるんです。
対象は、算数オリンピックが小学6年生、算数ジュニアオリンピックが小学5年生以下です。
小学1~3年には、キッズBEEという大会があります。
いわゆる計算問題ではなくて、思考力や独創性を競い合う大会です。
例えば、キッズBEEの過去問題に、こんなものがあります。
「ある月の、カレンダーのさいしょの日曜日と、さいごの日曜日の、日にちをたすと。 33になりました。
1)この月の、さいしょの月曜日と、さいごの月曜日の、日にちをたすと、いくつになりますか。
2)この月の、さいしょの日(一日)は、何曜日ですか。」
(キッズBEE 第1回トライアル問題)
パパ・ママでも難しいですよね。
6月12日に、トライアル地方大会、それを通過するとファイナル決勝大会に出られます。
詳細は、「算数オリンピック」と検索すれば、すぐ出てきます。
算数が得意な、特にパズルのような問題を楽しんでやるような子どもなら、
出てもおもしろいんじゃないでしょうか。
試験時間は90分。集中力もいりますよね。
肩の力をはらず、力だめし。
そんなことができる子どもにはおすすめです。
算数オリンピックやキッズBEEの過去問題もネットで買えます。
また、ネットで問題もさがせます。
まず、その問題にパパ・ママと子どもでいっしょに挑戦してみてはどうでしょうか。
かけっこにはコツがあるんです
プログラム学習は無料でできるんです
小学生新聞を親子で読んで話し合うんです
小学生新聞というものがあるんです。
週に1回発行しているのが読売KODOMO新聞です。
ルビつきで、漢字を習っていなくても読めます。
はじめは、読んであげるんです。
小学生にむけての新聞ですから、ニュースなども
分かりやすくかいています。
子どもも理解しやすいんです。
まず、語彙の力はとてもつくと思います。
あと、世の中の仕組みについてもだんだん分かっていくようになるのではないでしょうか。
そして、その記事について親子で話し合うんです。
そしたら、子どもは考えますよね。
思考力や表現力がつくんです。
パパ・ママも自分たちの意見をいいましょう。
そして、パパ・ママの意見も、
いろいろある意見のうちの1つの意見であることを
忘れずに教えてあげるんです。
親子でニュースについて話し合う。
子どもにとって、とっても楽しい時間に
なると思うんです。
書店で教材を買うときは教科書準拠に注意するんです
書店で教材を買うときは教科書準拠に注意するんです
例えば、国語の教科書は5社が出しているんです。
その5社とは、光村図書、東京書籍、教育出版、学校図書、三省堂です。
その5社の中から、各地域の教育委員会が教科書を採択しているんです。
教科書の表紙の下の方か、背表紙に、その会社の名前が書かれています。
さて、教科書によって漢字を習う順がちがうんです。
物語や説明文だってちがうんです。
だから、書店で教材を買うときは注意が必要です。
その教材がどの教科書によって作られているかをたしかめて買うのです。
もちろん特定の教科書をもとに作られていないものもあります。
その場合、今、学校で何をやっているのか、
パパ・ママが確認しながら
その教材にとりくむのがいいんです。
ちなみに、算数は6社あります。
その会社をインターネットで検索してみましょう。
その教科書がどのように作られているかも分かるはずです。
全国学力テストの問題は、インターネットで見られるんです
全国学力テストが4月19日に、6年生を対象に行われたんです。
その問題と答えがインターネットで見られるんです。
「全国学力テスト 国立教育政策研究所」で検索するとでてきます。
国語、算数ともにA問題、B問題と分かれていますが、
A問題が知識の問題、B問題がその知識を使った活用の問題といわれています。
国語のA問題に出てきた漢字は、「快晴・貯金・省く」の読みがなと
「たね・したしい・そうだん」の書きの問題でした。
あと、面白いところでは、書写、ローマ字の問題が出ていましたね。
B問題は、一言ではいえませんが、
寝る時間のグラフや職業について書かれた本の「パン職人」のページといった資料を
読み取る問題が出ています。
いつも学校でやるテストと比べると、
自分で考えて記述する問題が多いんです。
パパ・ママも一回挑戦してみてもいいかもしれません。
けっこう頭を使うと思います。
このB問題のような問題が新しく改革される大学入試問題には
出てくるといわれているんです。