本はたくさん読まなくてもいいんです
国語の力をつけるには、読書をするのがいちばんだっていいますよね。
たしかに、本を読むと語いも身につくし、読解力も身につくと思います。
だけど、ただ本を読めばいいってものでもないようです。
読んだ気になって、内容までしっかり読んでいないこともあるからです。
学校での宿題にもパパママの前で5回音読するなんてものもあると思います。これだって、ただ5回ばくぜんと読んでも意味がありません。
書いてある内容を考えて読むことが必要です。
子どもは、親に本を読んでもらうのが大好きです。
とにかく本を読んでいれば、国語力があがるというわけではないようです。
ゲームの時間を制限するにはキッチンタイマーをつかうんです
すこしだけ先に習うことを教えてあげればいいんです
4月19日に全国学力調査があるんです。
学校でやる勉強内容は国で決まっているんです
小学校6年間・中学校3年間の義務教育、高校3年間に
教わる勉強内容は、だいたい国で決まっているんです。
その内容が載っているのが指導要領といわれるものです。
例えば、小学校で習う漢字は、1006字なんです。
(1年:80字 2年:160字3年:200字 4年:200字 5年:185字 6年:181字)。
どんな漢字を習うかも載っています。
そして、学習指導要領に載っている漢字がその漢字の字形の
お手本なんです。
国は各学校に裁量権を持たせながら、「これにのっていることぐらいは
教えてね」という、それが学習指導要領なのです。
教科書だって、学習指導要領をもとにして作られているのです。
学習指導要領は、だいたい10年に1回、変わります。
現在の学習指導要領は平成20年(2008年)にできたもので、
次の学習指導要領は平成32年に出る予定になっています。
学習指導要領によって,教育の大きな方針が変わっていくのです。
そして、学習指導要領は、文部科学省のホームページに載っているのです。
また、本屋さんや、アマゾンでも安く手に入るのです。
まず、学習指導要領を手に入れることをお薦めします。
数はお風呂の中でおぼえちゃうんです
小学校1年生だと、パパかママとお風呂に入りますよね。
そのとき、数を数えさせてみましょう。
「いーち、にー、さん…」みたいに。
そのうち「10まで数えてごらん。」とか「20まで数えてごらん」って
言うんです。
はじめはまちがえるんです。「…はーち、なーな…」とか「…じゅうろく、にじゅうご…」
でも、リズムにのってそのまま言わせちゃうんです。
パパ・ママもいっしょに数えたりもするんです。
もうすぐ100なのに「…きゅうじゅうはち、きゅうじゅうなな、きゅうじゅうきゅう、ひゃーく」
なんておしいときもあります。
それでも、おしかったねって。
100まで数えられると、子どももパパ・ママもなんだか、ほこらしくなります。
漢字を習うのは、1年生の2学期からなんです
もうすぐ、入学式。どうしよう、うちの子、ひらがなもカタカナも書けない。
そういうパパ・ママもいると思います。
安心してください。小学校は、ひらがなも、カタカナも書けないこと前提で授業が始まります。
そして、教科書や教材に沿って、1字1字覚えていくのです。
最初に、「どれくらいひらがなが読めるかな」、「どれくらいひらがなが書けるかな」
という調査はあるかもしれません。
でも、そこでいい点数をとる必要はありません。あくまでも調査なのです。
そして、1学期にゆっくりひらがなを覚えていきます。
「あ」から「ん」までの正音、「が」や「だ」などの濁音、「ぱ」などの半濁音、
小さい「っ」の促音、「みゃ」「みゅ」「みょ」まどの拗音、
どんどん覚えていきます。
形や筆順については、ちょっと大目に見て、
とにかく字を書くのが好きになると
あっというまに覚えてしまうものです。
そして、カタカナについては、なんと教わり終わるのは2年半ばになってからなんです。
ゆっくり、楽しくがいちばんですね。